本日はゴー宣道場当日、及び選挙の投票日です。
と同時に、私にとっては、長崎で被爆した母との対談集『85歳の被爆者 歴史を消さないために(仮)』
のクラウドファンディング募集の終了日でもあります。
以前こちらでも告知させて頂いたので、報告いたします。
従来告知したものとは、タイトルが一文字だけ変わりました。
『85歳の被爆者 歴史を消さないために』から『15歳の被爆者 歴史を消さないために』へ。
昨年の11月、私・切通理作の本書での対談相手である母・狩野美智子は、86歳になりました。
この本を未来に手に取る人の事を考えたら、
いま現在の年齢を題名にするよりも、
被爆した時点での年齢にした方がいいのではないかと、
だんだん思ってきたというのがひとつあります。
母が被爆したのと同じ、多感な年齢の人たちにも、この本を身近に思ってもらえたら・・・という事もありました。
母の人生は15歳で変わりました。
学校で勉強する事が許されない「学徒動員」中に被爆し、墨塗り教科書すら経験しないまま、
戦争と共に学生時代まで「これで終わりです」と突き付けられたのがその年齢だったのです。
「でも勉強したい」「女性は学んじゃいけないの?」という思いから、
働きながらお金を貯めて大学を目指し、学問を通し公民としての歴史に目覚めていきました。
そんな母が定時制高校という職場で、「働きながら学ぶ人」たちと出会い、
19年間向き合い続けたのは、まさに運命だったのではなかろうかと思います。
核、原爆や戦争といったテーマだけではなく、
戦中から戦後を生きた「普通の人間」の「自立」の歴史を知ることで、
「働くこと」「学ぶこと」の原点を見つめてみたいと思います。
彩流社刊『15歳の被爆者 歴史を消さないために』ぜひ手に取って頂ければ幸いです。
クラウドファンディングは本日いっぱい、
否、明日の朝まで受け付けさせて頂きます。
明日朝まで参加下さった方は、刊行された本にお名前を掲載いたします。
本の進行上、それ以降になると作業できなくなってしまうので、御理解頂きたく思います。
既に参加ご表明の連絡下さった方々、ありがとうございます。
もちろん、本は発売されれば購入できますし、
アマゾンでも同じ値段で買えます(ともに送料かかりません)が、
記念に応募したいという方は、御連絡下さいませ。
https://t.co/gg4C7EaSox
クラウドファンディング通しての申し込みの方には、私からの通信メッセージを随時お送りしています。
秋には刊行イベントも告知させて頂く予定です。
実は明日第3稿の入稿です。
本日も家を出る前まで作業しております。
行きがけに投票して、道場に参加します。